2008年03月31日
「LINK先のコンテンツの内容にまで責任を持ちなさい」と言う判決
フランスでの話。
ユーザが気になる記事のURLを投稿する、所謂「ソーシャルニュース・サービス」と思われる「fuzz.fr」運営者が、パリの裁判所の司法判断で賠償支払い命令を受けました。
パリの裁判所の判断では、リンクの掲載は「編集判断」に相当するとのこと。
つまり「Webに掲載するかどうかの判断責任は運営会社にある。故に、掲載内容についての責任は、サイトの運営者が負うべき」と言うことで、且つ運営者が責任を負うべき掲載内容の範囲に「他サイトへのLINK (URL)」も含まれると言う法的な判断が下されたと言うことです。
更にまとめて平たく言えば「LINKを掲載する者は、LINK先の内容にまで責任を持ちなさい」と言うことですね。
俳優が起こした「プライバシー侵害訴訟」で、オリジナル・コンテンツ掲載者だけではなく、そのコンテンツへのLINKを掲載したサイトの運営者まで罰せられるのは、なんだかしっくり来ません。
この判決の狙いは、World Wide Webの基本的な特徴の一つである「LINK」に対して、一定の枠をはめて制限することにあるのでしょうか?
・・・流石にそれは穿ちすぎ?
まぁ、あくまで上記で引用しているニュースを読んだだけなので、判決文全文を読んだわけではありませんが・・・。
いずれにせよ、この裁判結果があまりヘンな方向へ行かないことを祈ります。

