大塚愛の作品には、「盗作ではないか?」とか「○○のパクリではないか?」と言う疑惑がある作品が沢山あるようです(^^;)。
でも「良い曲」を沢山聴いて、コピーして分析して、自分なりの「黄金パターン」を見つけて楽曲を作成するようになると、どうしても似たような曲ができてきてしまうのは致し方がないこと。
あの桑田佳祐の作品にも、桑田自身が「この曲は、○○○さんの△△△という曲とコード進行が同じで、スタッフに指摘されるまでメロディまで同じだったのを無理矢理メロディを変えてこういう曲にしてみました」と言っている曲があるくらい。また彼は、「これまでに数万曲もの楽曲が、ドレミファソラシドの範囲で作曲されてきたわけだから、みんなが良いと思う曲が過去に存在した何かに似ているのは仕方がない」とも言っています。
大塚愛の場合、楽曲のアレンジや歌詞まで似ていたりするので確信犯的に言われているのですが、ある意味「開き直り」と受け取れないこともないでしょう。「でも、これは私の曲だもん」という彼女の声(というか、エイベックスの声)が聞こえてきそうです。
結局のところ、ポピュラーミュージックの世界で本当に革新的な楽曲を、伝統的なロックバンド編成をベースに創り出すことは、本当に至難の業だと思います。天才Princeだって最近の作品は、開き直ったようなシンプルな曲(=どこかで聴いたことがあるようなメロディ)を、彼一流のアレンジ力で新鮮に聴かせるというアプローチが増えています。
この分野は、クラッシックのように同じ曲を「解釈の違い」で新鮮に聴かせる方向では発展してこなかったわけで、それならそれはそれで良いんじゃないかと思います。
つまり、同じ(ような)メロディに、歌うアーティストにあった新しい歌詞を付けて、時代に即してアレンジを変えて、「新しい解釈で」演奏しているのだと思えばいいのです。
「盗作」問題は、本気で追求し始めるとなかなか難しいのですが、別に権利を持っているわけでもない1リスナーとしては、そう言う部分も含めてアーティストの「好き嫌い」で判断すればいいのではないかと思います。
2007年06月09日
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