昨日(6/29)の19:00ころからSeeSaa Blogのシステムが止まってしまい、その後メンテナンスを行っていたようで、このblogにもアクセスできませんでした。
現時点では、十分なお金と技術を投入して構築されているはずの天下のNTTのIP電話システムだって障害でダウンしてしまう事からもわかるとおり、絶対システムダウンしない完璧なコンピュータなど存在しないため、これは致し方がないこと。ましてや、blogのようなインターネットに公開しているサーバの場合、システム運営者側で想定・対策できる要因以外にも様々な要因でシステムトラブルが起こる可能性があるため、限られたリソースの中で予定通りの運用を維持するだけでも大変です。
昨今、生活インフラは、どんどんコンピュータ・ベースのシステムへの依存度を高めてきています。その結果、以前には考えられなかったぐらい利便性は高まり様々なコストも下がってきてはいるのですが、その一方で、ちょっとしたコンピュータ障害で社会インフラがダウンしてしまうリスクは確実に上昇しているように思います。
前述の通り「完璧なコンピュータはない」はずなのですが、完璧であることを前提にシステムを構築し、旧来のアナログシステムを簡単にどんどん廃棄してしまうようなことが、最近は特に見受けられます。
あくまでも個人的な見解ですが、アナログな技術に基づく様々な社会インフラは、確かに非合理的な面も多く、機能とコストを比較したら「高コスト」であることも否定しませんが、リスクに対する強靱さという面では、デジタルな技術などまだまだ及ばないぐらい「強い」と思います。アナログな社会インフラは、伊達に百年近い時間を費やして発展してきたわけではないのです。
その道のプロ達が寄って集ってデジタル化を推進しているわけですから、当然様々なリスクを想定し、それに対する対策を打った上でシステムを構築していることはわかります。しかしそれでも、現時点での「コンピュータの限界」は踏まえるべきだし、社会インフラのリスクヘッジの観点から、アナログな技術を残すべきところには残すべきなのではないかと思います。
デジタル技術は、将来行き着くところまで行ったら、結局、人間の理解の範疇では「アナログ」としか思えないところまでいくだろうと考えています。今は「デジタル」が見えてしまう、まだ過渡期なのです。決して完成品ではない。それを踏まえて、デジタルな技術を使っていくべきなんじゃないかなぁ・・・と思うこの頃です。
2007年06月30日
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